いま、助かるから

生きててね。

SOS002[寄せ書き]

皆さんいい初夢は見られましたか?

私は夢の中で高校の理科の授業に遅刻しました。


本日は、中高の卒アルの寄せ書きを見て秒で吐き気を催したという話をします。


特に「そのままの○○でいてね」というメッセージを目にした瞬間強いダメージを受けました。書き手の人には本当に申し訳ないけど…


この感じが収まらない内に、その理由について触れようかなと思います。

多分、落ち着いてからだと思い出すのに時間がかかってダメなんです。

(「忘れてなかった事にすればいいじゃないか」とおっしゃる方、なかった事にしてきた結果がこれなんです…)


まず、当時中高時代の友人の多くが指す「そのままの私」っていうのは、「明るく素朴で年齢にしては幼いアホなキャラクター」ではないのかな、と自分は勝手に予想しています。


…当たり前ですが、他の人間の立場になった事はなく、実際自分がどう見えていたのかなど全然わかりやしませんので、この時点で悩みのタネがただのイタい自分のキャラ妄想から成ってる事が分かりますね…既にお腹が痛いよう…


まぁ中高の6年間においては、上のキャラを「演じる」という感覚をほぼ常に持っていた事は間違いないと思います。

際立つ長所や特技が無いという自信のなさと共に、その分何としてもキャラの濃さという点においては「数ミリでも爪痕が残ればいい」位には思っていたものですから。そのように思えたのも、「何もない上にコミュ障と呼ばれるようになってしまったら絶対にコミュニティから排除される」という思い込みの恐怖故です。(人間失格の主人公葉蔵の幼少期には親近感を覚えます…)

上手に話し言葉を扱えなかったり(時にそれで誤解を招いたり)、大事な物や約束を高頻度で忘れるなど、本当にアホな部分も自分にはあったので、それが上手いこと許されるように必死で頑張ってたっていうのもありますね。あぁ、最低だ…


当時友人に無理をさせていたか否かはともかく(確実にさせていたでしょう)、確立に勤しんだオモシロキャラクターを中高で何人かにそれなりに評価していただけたので、それを大学生活ではどこか過信していたのでしょうね。社会人の真似事みたいなサークル活動に片足突っ込んだりもした訳ですが、求められているものが中高のおままごととは違うので、当然の如く、キャラでカバーしきれないほどアホな部分が強く裏目に出ました。大事な連絡を忘れたり人前で話す場で中身のないスピーチを時間をかけてする等、他人をも巻き込む失敗を沢山しました。


(因みに周りに具体的な失敗談を自虐的に持ちかけてみても、覚えている人は殆どいません。みんな、私の失敗を軽いものとして受け流せるほどに有能だったんです。それもまた情けないことのように思えます。)


周りの優しい部員の人間が、私の人当たり(キャラクター)をコミュニティに属する人間同士の仲の潤滑油のようなものと称する事で、どうにかその団体に引っかかってここまで来れたようなものですね。

私よりずっとその役割をちゃんと担うことが出来ていた人なら、他に沢山いたというのにね。


私は「あれば助かる存在」は演じる事ができても、「なくてはならない存在」でいる事は叶わなかったように思います。


失敗を犯し続けた大学生活の中で学び得た事は、「自分はこれまでの人生で、いかに外面を装う事しか精を出してこなかったか、また、その結果いかに薄っぺらい人間に成り果ててしまったか」。これ以外にはないと考えます。


だから私は、私が遠い過去から作り上げて来たこの「キャラ」というものが今や憎くて憎くて仕方がないのだと思います。それと同時に、「キャラ作り」の上で押さえ込まれてきた自分の別人格が叫びを上げているんだと思います。先日小学校の自由帳を見たときも同じような吐き気を催したので、きっとその位から続いてきたものなんだと思います。


つまり、これまでの人生ほぼ全てに対して今の自分は否定的になっているという事ですね。

これからの人生まだまだ長いのに、もう寿命が来てしまったような気分を味わっています。


これからどうしていけばいいのでしょう。

大嫌いになってしまった自分の表面上の「キャラ」を無理矢理にでも演じていくか?

それとも現に助けを求めている、押さえ込まれがちな自分の声に耳を傾けるか?


…多分今は後者に徹底しないと本格的に壊れる気がします。

現在進行形で家族に「前みたいにもっと笑え」など言われたりするのですが、正直無理なんでやめて欲しいです。死んじゃう…


けど、人生短いですし就活も控えておりますので、いつまでも陰鬱としていられないという事も分かります。


なので、少しでも自信を取り戻す為に一応勉強や創作などをそれなりにやってみたりもしています。


いつか卒業アルバムを再び広げた時、笑えるように頑張りたいと思います。

程々に。



全く別の話に変えます。

この記事の文章はスマホで作成していますが、スマホを遊びで弄ってるとしか見てくれない大人に見つからないよう、自室でこそこそしなくてはならないので、非常に惨めです。

これは自分にとって大切な機会なのに。

部屋に近づく足音が怖い。

フリック入力をする手が自然に止まります。

ただ側を通りすがるだけの大人は悪くない。

もっと言えばスマホを弄る自分に介入する大人の行動にも悪意はない。

その位の事で私の身体はどうにもならない。それは頭でわかっている。

しかし私の心は、執筆を妨げられる事を命を脅かされる事と同じように捉え、巣に逃げ帰る小動物のような気持ちにならざるを得ない。

要は被害妄想というものなんでしょう。幻。

幻は幻でも、害を被る事は恐ろしい。怖いものは怖い。

こんなにも怖いのに、異常なのは自分の方であるという事実が苦しみに拍車をかけます。


幻覚を見るのは皆さんだって嫌でしょう?

タルパーなどの方を除いて、幻覚を自分の意思で生み出せる人なんてほぼほぼいないでしょう?


誰か私を正気に戻してください。

すみません、ではまた。